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お振袖 『平安の雅』  〜 平安への誘い 〜


      

伝える美

未婚女性の第一礼装である、『お振袖』。

「成人の日の装い」は、女の子が、産まれて初めて日本女性である事を自覚する大切な『美』の一つ。

二十年間の想いは、日本古来の伝統紋様に映され、母から娘へ。そして孫へ。

、、、やがて『伝える美』となる。

                  

 

祝い・慶びの美

『慶び』は、其処彼処に。

地紋様の『紗綾形』は、中国明の時代に伝わり、安土桃山のころから染織品の模様に多く見られる紋様である。江戸期においては、ほとんどの綸子の地紋にこの紗綾形が使われている。中央に仏教やヒンドゥー教の太陽の光を表す卍(まんじ)が重なり、連続紋様の万字繋ぎは、絶えず永く続くこと「家の繁栄や長寿」を意味する『不断長久』を表す。

更に、古来中国で縁起の柄とされた四君子文様のうちの『菊』や『蘭』の織柄も入り、めでたさを増す。

すでに、振り袖の生地選びから「祝い」として慶びを愛でることは意味深く、女の子の人生の大切な一場面である。

       

 

                

 

 

平安への誘い

全ては古典に有り。娘との日々の想い出もまた、「平安朝の形象」と成る。

京都 下鴨神社で初めて見た『御所車』。

娘の名前「文」から『文箱』。

よく一緒にお参りした、大好きな鎌倉荏柄天神の『梅』。

幼い頃から、いつも彼女の傍にあった本『和本』。

『檜扇』から流れる咲き誇る『枝垂れ櫻』、『藤』、『菊』、そして『松』。

様々な古典柄は遠い時代の残り火ではなく、私たち現代の暮らしの中に今も存在する。

そして、『熨斗文様』の西陣織の袋帯を誂え、『平安の雅』〜平安への誘い〜、現代の『古典振袖』が完成する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「祝い・慶びの美」から「伝える美」へ

深い深い緑色の着物地に美しい日本の四季が宿り、娘を包みこむ色鮮やかな百花絢爛草花は、「どうぞこの子が幸せになりますように」と願う気持ちそのもの。

想いは 母から娘へ。そして、孫へ。

今、 『祝い・慶びの美』は、振り袖を通して『伝える美』と成る。

 

 

 

 

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